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産婦人科で予約システムを導入・活用する際のポイント

なぜ産婦人科では予約システムの普及率が高いのでしょうか。産婦人科で予約システムが求められる理由について、その特徴から考えてみたいと思います。また、予約制が一般的になりつつある中でも、急患が多いという特徴がゆえに、実際には待ち時間が長いとうケースも多々あります。

システム導入でメリットを得られるはずが、逆にデメリットにもなりかねません。ここでは、そういったリスクを軽減するための対策についてもご紹介できればと思います。

産婦人科の特徴(客層など)

産婦人科で予約制が求められる理由としては、自由診療の項目が多いこと、他の科と比較してよりプライバシー保護の需要が高いという点が考えられます。また、大きな特徴としては、利用患者の幅広さが挙げられるでしょう。若年層から高齢層まで訪れ、その目的も様々です。

婦人科系の診察・治療・検診、妊婦健診、不妊治療、出産や産後ケアなど多岐にわたります。そのため、診療内容に応じて予約帳を区別しながら予約システムを導入している産婦人科も多くあります。このように診察内容ごとに予約制をとることで、待ち時間を軽減させることにつながります。

ただし実際のところ、特に妊婦健診や出産に関わる診察においては、予定よりも診察や処置の時間がかかってしまったり、急を要する患者が来たりと、予約時間より大幅に遅れることが多いのも事実です。

オンライン予約で負担を軽減

予約方法の中でも、オンライン予約を導入することで、産婦人科側にとっても患者にとってもメリットがあります。中でも大きなメリットとしては、「負担の軽減」という点です。まず病院にとっては、受付の業務効率化につながります。電話のみの予約であれば、通常の受付業務以外にも電話対応に時間を割かれてしまうことも頻繁です。

忙しい時間帯ですと電話もつながりにくくなり、患者からのクレームにつながることもしばしばあります。また、そのような予約システムであれば、患者側にとっても、予約の電話をしたり、来院時に次の予定を相談したりという手間が省けます。産婦人科の利用患者は若年層も多いので、パソコンやスマホで手軽に予約できるというのは、その病院を利用することの利点にもなり得ます。それが延いては、患者数の増加にもつながることでしょう。

待ち時間が長い場合は待ち時間の目安を表示

産婦人科のその特性から、予約制をとっていても待ち時間が生じてしまうケースが非常に多いのが現状です。予約システムを導入する際に、予約だけでなく順番管理システムも併せて取り入れることをおすすめします。

これは、例えば院内のモニターや、病院のホームページ内に、次の診察までどれほどの時間がかかるのかということや、現在の待ち時間などが確認できるようにするというシステムです。特に妊婦健診の患者であれば、つわりなど、緊急ではないものの体調が悪く待ち時間が辛いという患者も多くいます。

ある程度の目安が分かれば、それに合わせて家を出ることや、自分の車の中でリラックスして待つといった選択肢を取ることが可能となります。デリケートな診療内容が多いという観点からも、できるだけ待ち時間が患者の負担にならないような対策をとるべきでしょう。

まとめ

産婦人科では、プライバシー保護の観点からも、予約システム導入の需要が大きいと言えます。またその診療項目からも、若い女性患者が多いという点からも、特にオンライン予約ができるかどうかという点がその病院を利用するかどうかの決め手となることも多いようです。

美容サロンや飲食店等と同様に、手軽に予約ができるというのが今の患者のニーズとなりつつあります。病院であっても、いかに患者の希望に応えていくかということが、今後生き残っていくための大事な手段だと言えます。