クラウド型予約システム徹底比較

今から導入するなら予約システムはスマホ対応は必須

PC・タブレット・スマホとモバイルデバイスは多々ありますが、その中でもスマホは群を抜いてシェアが多いです。10〜40代の所持率は8割を超えていて、1人で複数台所持しているのも珍しくありません。そんな私達の生活に身近なデバイスとして活躍しているのですが、予約システムとどの様な関係性があるのでしょうか。また導入するにあたって軸になるデバイスを選択するのですが、スマホを選ぶメリット・デメリットにも着目しています。

なぜスマホに対応すべきなのか

テレビや雑誌など見ていると「スマホ特集」やオススメのアプリ、またはスマホに関する情報がそこかしこに掲載されています。そのくらい生活に浸透しているものだとわかります。

データによると2017年にはPCよりもスマホ所持率が上回り、1人で複数台所持する方もいます。そもそもこのデバイスが国内に渡ってきたのが2004年でした。しかしその頃はガラケー(フィーチャーフォン)が全盛期であまり浸透しませんでした。そこから2008年頃に爆発的にヒットした端末と共に徐々に知名度を上げていきました。2010年の保有率は1割ですが2013年には6割を超える急成長を見せ、業界を沸かせました。

これらの情報から分かるのは、現代はスマホが最もポピュラーなモバイルデバイスであり若年層をメインに所持率を占めています。その為、予約システムのメインデバイスはスマホである方がメリットはあります。多くの方がスマホでアクセスするので、そのメインに力を入れていなければ意味がありません。

また主にネットに疎い高齢者が予約をする場合、家族に依頼するケースがあります。その場合、スマホ保有率の高い10〜40代前後の家族へ依頼する可能性が高く、結局のところ最もアクセスが多いデバイスを抑えなければ意味が無いという結論にたどり着きます。

患者の年齢層によっては必須ではない

多くの方が所持しているスマホですが、それに合わせて予約システムを導入する場合注意すべきポイントがあります。それは「必ずしも導入する必要、あるいはスマホ対応する必要は無い」という点です。

冒頭での説明と全く逆の事を唱えている様ですが、これには理由があります。まず患者の年齢層です。皮膚科や歯科医院に内科などは年齢層が広いので冒頭で説明した様に予約システムを導入した方がメリットは多いです。特に美容外科などは若年層の患者がほとんどです。それに比べてリハビリ、臓器科などは高齢者が多いです。

10〜50代の所持率が8割を超えるに比べて60代以降は4割以下、80代に関しては7パーセント以下です。いくら予約システムを導入してもアクセス出来る端末を所持していないので、利用する事は出来ません。また地域や年齢層によっては予約自体に拒否反応を示す方もいます。その為、システム導入で予約を行うと患者が遠のいてしまうリスクもあります。

クリニックの利益は患者数に直結し、1日5人患者が増えるとそのクリニックの年収は500万円アップするといわれています。それがマイナスになると考えると果たして本当に予約システムは必須でしょうか?

スマホサイズに合わせたデザイン

若年層、あるいは年齢層にバラつきがあるので予約システムを導入する。導入するシステムにも数多くの種類がありますが、スマホのサイズに合わせたレイアウトが必要です。提供しているメーカーにもよりますが、多くのテンプレートを用意しているのでサービスに合ったものを選択します。

アクセスするデバイスにバラつきがある場合、あるいはPCと同じくらいだという場合はレスポンシブデザインに対応しているシステムが良いです。このデザインはアクセスしているブラウザのサイズで自動的に開くサイトを切り替えてくれます。別々のサイトを作る必要が無いので手間もかかりません。

注意して欲しいのがモバイルデバイス用にデザインする場合、必要最低限の情報を掲載する事です。PCサイトの様に画面が大きくないので情報過多だと見づらく、予約する気が失せる可能性もあります。

通信速度の兼ね合いで動画や写真が多過ぎると開くまでに時間がかかるリスクもあります。理想的なのはいくつかのUIを設置したシンプルなサイトです。詳細情報を知る場合にはリンク貼り付けて移動すると良いです。

SNSとの連携で会員登録の手間をなくせる

普段スマホを利用していて会員登録をする場合、ゼロから入力するのはとても面倒です。これは患者も同じですし、具合が悪くて予約をする際に登録からするとなると予約自体を諦めてしまうケースも懸念されます。

このケースでぜひ導入検討して頂きたいのがSNS連携機能です。スマホにはアカウント登録といって、その端末に複数のアカウントを記憶させてデータのやり取りを行っています。そのアカウントには氏名や住所だけでは無くクレジットカード情報など、多くの個人情報が登録されています。これらの情報を1タップで登録出来るので、登録の手間が省け見込みを顧客にランクアップさせる事が出来ます。電話番号情報も獲得出来るのでキャンセル待ちの場合には、スムーズに案内出来るのもこのシステムの大きな強みです。

またクレジット支払対応している場合は、未払いや支払トラブルが減る点もメリットに繋がります。但しSNSアカウント連携は複数のアカウント登録をしている場合、患者によってはどのアカウントで登録したか覚えておらず登録が重複してしまうケースもあります。その場合は予約システムの管理画面から重複を修正したり、必要に応じて患者へ確認したりする配慮が必要です。

管理側もスマホで対応できる

PCやタブレットと違い、スマホは携帯しているのがほとんどなので臨機応変に対応出来るのが強みです。これは患者だけでは無く、管理側にも言えるメリットです。患者に提供するページ構築をスマホで行うのはもちろんですが、管理画面アプリをインストールしスマホでデータ管理を行います。ID、パスワードを共有すれば複数の端末からもアクセス出来るので修正や調整が簡単に行えます。

システムの種類やプランによっても違いますが、システムに蓄積された患者データを取り決めたフォーマットで書き出したり、予約日前に通知メールを送信したりする事も出来ます。外部サービスとの連携も可能なので提携している医療クリニックとの情報共有が出来るので、臨機応変な対応がしやすいです。

但しアプリ版の予約システムは簡易的なタイプもあります。その場合、基本的な操作は可能ですが詳細なレイアウト変更だったり、過去にさかのぼるアクセス解析が出来なかったりする場合もあります。その為、スマホだけでは無く複数のデバイスでアクセスし管理する方法を取るのが良いです。その際は必ずバックアップを取り、専用のサーバーへ保管しておく必要があります。

まとめ

2017年よりPCよりもシェアが増えているスマホは10〜40代の所持率は8割を超えています。しかし80代の所持率は7パーセント以下なので、予約システムを導入する際は患者の年齢層を配慮した上で判断して下さい。

導入する際はデザインやSNS連携などスマホならではの機能を使い、患者の利便性を高めて下さい。管理側もアプリをインストールすればスマホで利用出来ます。これらを踏まえても予約システムをモバイルデバイスで使うのは大きなメリットをもたらします。