【2024年版】予約管理システム比較

WordPressで安く予約システム導入!方法や注意点を解説

公開日:2022.03.07 更新日:2024.03.08

できるだけ安く予約システムを導入したい方にはWordPressを利用した予約管理がおすすめです。
多機能な予約管理ツールが欲しい場合には、WordPressの無料プラグインを検討してみるのもよいでしょう。
今回はWordPressを利用した予約システムの導入について、その方法やメリット・注意点を分かりやすく解説します。

WordPressなら手軽に予約システムが作れる

自社のWebサイトをWordPressで運営している方は多いことでしょう。
WordPress上に予約システムを設定すれば、最小限の管理コストで予約管理機能を運用することができるのです。

予約システムの自作は大変だとお考えの方も多いと思いますが、低コストで簡単に導入する方法がありますので参考にしてみてください。

WordPressの予約システムでできること

まず、WordPressによる予約システムで実際に可能な予約管理について確認していきましょう。

  • 日単位で予約管理:宿泊施設の予約などに対応
  • 時間単位で予約管理:サロンやゼミ・習い事の教室、設備などの予約に対応
  • イベントの予約管理:Googleマップと連携で会場のマッピングも可能

WordPressにはシンプルな予約システムのプラグインがリリースされていて、利用者の予約申し込みが簡単に行えるという特徴があります。

ただし、プラグインによっては日単位・時間単位が選択できない場合があるため、予約管理の内容に適したプラグインを選ぶようにしてください。

また、外部システムとの互換性も確認しましょう。
例えばWordPressのプラグインには、GoogleマップやGoogleカレンダーが使えるものがあります。

決済機能などの便利機能を利用する場合は、WordPress上に既存の予約システムを連動すればOKです。
また、それらの機能を備えている予約システム作成ツールも設定できます。

WordPressに設定できる予約システムは2通り

WordPress上に設定できる予約システムは、WordPressのプラグインと既存の予約システム作成ツールの2通りです。

WordPressのプラグインを利用する

WordPressには、海外版を中心にさまざまな予約管理用プラグインがリリースされています。
プラグインとはWordPressの拡張ツールのことで、標準装備にない機能の実装が可能です。

プラグインの予約システムは基本的にシンプルで、とても使い勝手が良いのが特徴です。
日本語対応のプラグインであれば、初心者の方でも設置しやすいことでしょう。

ただし、予約管理の自動化や顧客管理システムとしてのデータ分析など、Webマーケティング・ツールとしての機能を持たせる場合は、基本的には自分でカスタマイズしなければならない点に注意してください。

WordPressと連動できる外部予約システムサービスを利用する

WordPressには、クラウド型予約システムといった既存の予約システムを簡単に埋め込む(ドラッグ&ドロップだけで操作OK)ことができます。

自社の予約管理の内容にピッタリとあったシステムを選ぶことで、顧客管理を含む予約管理の自動化がワンストップで構築できて便利です。

特にクラウド型予約システムでは利便性の高いものが多く、空き時間の視認性や条件付きの予約枠設定から求めるサービスの選び出しもスムーズに行えます。

ネット完結のシステムを構築すれば、スタッフへの負担が極めて軽減されるでしょう。
こちらもプラグイン同様に、低コストのサービスが広くリリースされていて、用途に合わせての選択ができます。

WordPressで予約システムを作るメリット・デメリット

WordPressで予約システムを作るメリット・デメリットを見てみましょう。

WordPressで予約システムを作るメリットは5つ

WordPressで予約システムを運用することで得られるメリットはいくつもあります。

単に低コスト(無料サービスもある)だというだけでなく、予約対応に時間を取られずに本業に集中できるなど、顧客満足度のアップや業務の効率化が期待できるのです。

  • 自社サイトに低コスト・利便性の高い予約管理システムが設定できる
  • リアルタイムで予約状況が把握しやすくなる(データの見える化)
  • リマインドメールの自動配信でドタキャン回避(売り上げの機会損失を回避)
  • 予約情報をデータ化、分析ツールでWebマーケティングに活かせる
  • キャンペーン情報などを自動メール配信、顧客とのコミュニケーションが深まる

WordPressで予約システムを作るデメリット・注意点

  • 電話・来店の予約とWeb予約がブッキングすることがある
  • 予約枠内に上限数の設定ができないシステムがあるので注意しなければならない

始めて予約システムを導入する場合は、電話予約や来店予約の入力ミスに注意しましょう。

Web上での予約確認が不十分だと、思わぬダブルブッキングを起こしてしまう可能性があります。
チェック体制をルーチン化することが望ましいでしょう。

特にプラグインを選ぶ場合は次の点に注意しましょう

  • 日本語に対応しているプラグインが少ない
  • 設定後の誤作動やバグ発生は自力で対応しなければならない
  • 完全に自動化するには機能拡張などで作り込む必要がある
  • 無料のプラグインには上限数が設定できないことが多い
  • プラグインの予約システムは他のシステムと連携しない(SNS上の予約ができない)

プラグインの予約システムの多くが日本語に対応していません。
日本語のカスタマー窓口もほとんどないため、トラブルの際は自力で対処する必要があるでしょう。

また、プラグインはSNSからの予約を受けられません。
その場合、プラグインではなくクラウド型予約システムを利用する必要があります。

WordPressプラグインの選び方

予約申し込みのベースとなるカレンダーのタイプは、業種や提供するサービスによって異なります。
例えば、宿泊施設であれば部屋ごとに日割りの枠を設定するカレンダーが適しています。

フィットネスジムであれば、コースやトレーナーごとの個別スケジュールを表示できるものが必要でしょう。
カレンダーの設定が決められていたり、枠内の条件に制限があったり、プラグインにはそれぞれ独自の特性が備わっています。

あらかじめ、自社サービスに合うかどうかの確認が必要です。

これまで述べた通り、リマインドメールの配信やキャンセル待ち機能、決済機能といったこだわり機能の有無も選択条件となります。

自社の予約スタイルに応じて機能を的確に選ぶ必要があるでしょう。

そこで、次の点を参考に選ぶことをおすすめします。

WordPressプラグインを選ぶ際のポイント

  • 自社サービスに必要な機能のチェック
  • 無料の機能と有料の機能の差を確認する
  • 導入時の設定の容易さ・操作の容易さをチェックする
  • 日本語対応・カスタマーサポートの内容(サポートがないプラグインもある)
  • セキュリティ対策機能

WordPressのプラグインを選ぶ時、まず導入時の設定が自身でできるかどうかをチェックしましょう。
導入から運用の操作が簡単なものであれば、使用時のトラブルにも対応しやすいです。

また、ユーザーの申し込み操作も確認しておきます。
日本語によるカスタマーサポートがないケースも多いので、自力でメンテナンスできるレベルも把握しておくと良いでしょう。

なお、無料のプラグインでは機能面での制約があるので、必要最低限の機能をリストアップしておくのもポイントです。

WordPressプラグインのおすすめ4選

次に、予約システムにおすすめのプラグインを用途に合わせて4つ挙げておきましょう。

カレンダーと同期するならBOOKING PACKAGE

カレンダーで予約状況を見える化するならこちらが便利です。

Googleカレンダーと連携できるプラグインで、日単位・時間単位(1分間隔から)どちらにも簡単に設定できます。

日本語に対応しており直感的な操作も可能であるため、WordPress初心者でも安心して導入できるでしょう。

料金
無料プランあり
有料プラン:月額660円(Standard 1、初期費用無料)~

宿泊予約向けならPINPOINT BOOKING SYSTEM

こちらは日単位と時間単位の両方に対応しているシステムで、宿泊業やレンタルサービスに向いています。

予約はWeb完結タイプで、予約時の料金提示・クーポン配布ができる予約システムです。
ユーザーにとっても利便性が高いといえるでしょう。

料金
基本的な機能は無料
有料プラン:Personal 年1サイト/$70~

イベント向けならEVENTS MANAGER

こちらは日本語対応のプラグインで、イベント向けの予約フォームです。

単発から長期・定期のイベント設定が簡単にできて、Googleマップで会場アクセスも心配ありません。

また、料金が違う複数のイベント・キャンペーンの予約を同時に受け付けられますし、それぞれに定員上限を設定することで、ブッキング・トラブルも回避できます。

料金
無料プラグインあり
有料プラン:89ドル~(トライ案期間有)

タイムテーブル予約向け APPOINTMENT HOUR BOOKING

カレンダー上に複数のメニュー設定ができるため、サービス項目の多いカリキュラムをもつ予約に向いています。
こちらは日本語対応していませんが、設定はシンプルでおすすめです。

また、期間や時期を設定したイベント・キャンペーンに個別の価格を当てはめることができますし、予約したサービスの料金をその場で自動計算する機能もあります。

有料プランであれば、SalesForceやMailChimpとの連携可能が可能です。

料金
無料プランあり
有料プラン:5.99ドル~

WordPressに予約システムのプラグインを設定する手順

自社に合ったプラグインを選んだら、次に設定の手順を確認しておきましょう。

WordPressプラグインをインストール

①WordPressのダッシュボードから『プラグイン』を選択
②メニューの最上部にある『新規追加』をクリックし、任意のプラグインを選ぶ
③選んだプラグインをインストールし、プラグインを有効化しておく

予約カレンダーなどの設定

④ナビゲーションから『Calendar』を選択
⑤カレンダー設定画面の表示
⑥設定画面上で各設定をセットする
・カレンダー設定画面から『New Calendar』をクリック
・表示された設定アイコンから『歯車のアイコン』を選択
・『Name』にカレンダーの名前を入力して、『Post ID』にカレンダーのIDを入力
※IDは0でもOK

⑦基本設定・通貨設定・時間設定などを入力
※『予約の締め切り時間の設定』は、その都度で入力が必要

⑧予約の入力フォームの設定
メニューバーの『forms』を選択:予約申し込みに必要な個人情報の項目を設定する

⑨自動返信メールの設定:予約の完了を通知するメールを設定する

⑩決済方法の設定:オンライン決済が可能であれば設定しておく
※無断キャンセルの防止としても効果的

⑪予約ページの公開
・予約ページを作成(自社サイトがあればそれを使う)
・ページにカレンダーを表示:ショートコード「[dopdsp id=1lang=ja]」を貼り付け

これで予約ページの設定は完了です。

最後に:動作確認

最後に予約フォームの動作確認を行います。
完成した予約カレンダーから実際に予約を申し込み、受け付けメールが自社サイトに届けば完了です。

WordPressで予約システムを作るのが難しいと感じたら?

WordPressを利用することで、低コストで予約システムが構築できます。

しかし、自社の予約管理に適したシステムを探すことや、それを自社サイトに設定してセキュリティを含む利便性の最適化を施す作業は、なかなか難しいことでしょう。

そういった方は、実績と安全性が初めから担保されている既存のクラウド型予約システム作成ツールを導入するようにしましょう。

クラウド型予約システム作成ツールがおすすめ!

フルオートによる予約・顧客管理が実践できるクラウド型予約システム作成ツールがおすすめ。

機能の選択からシステムの設定、最適化を保ちつつ運用するという手間暇のかかる作業も、手厚いカスタマーサポートがバックアップしてくれます。

低コストのプランを上手に利用することで、WordPressの予約システムよりも高い費用対効果が期待できます。

また、クラウド型予約システム作成ツールにはWordPressで作成したサイト上にドラッグ&ドロップで設定できるタイプが多いのもおすすめポイント。

直感的な操作で簡単に予約申し込み・予約受付の処理が簡単にできるので、担当スタッフの負担も大きく軽減されます。

もちろんSNS上の申し込みもOK、予約ページのリンクを貼り付けておけばWeb上のどの端末からもアクセス可能で、集客率のアップが見込めます。

コスパが良く利便性が高いクラウド型予約システム作成ツール3選

最後に、WordPressで作成したサイトでも利便性が高いクラウド型予約システム作成ツールを3つ紹介します。

ResKa(レスカ)


こちらは『予約・顧客の情報をワンストップ(同時記録)で管理』できるのが、ResKa。
予約管理の作業を簡略化して記録ミスによるトラブルを防止することができます。

また、複数の店舗(スケジュール)も一括登録・管理ができますから、全体の予約状況の把握やデータ化も的確に素早く処理ができ、マーケティング作業が大幅にスリム化されます。

  • 日本語対応(カスタマーサポートが手厚い)
  • 予約フォームの操作が直感的でシンプル
  • 複数の店舗を同時の一元管理
  • ステータス管理(ユーザーの権限管理)
  • AWSによる世界最高峰のセキュリティ管理
  • あらゆるWeb端末から予約管理が可能(社外からも予約チェックできる)
料金
トライアル:無料での利用期間1ヶ月
Plan A:27,500円(税込)/月額
(スタッフ数 1~3名・スタッフアカウント上限3人)

formrun(フォームラン)


こちらの予約システム作成ツールは、最短30秒で作成したサイトに予約フォームを作成・設置できます。

期間・時間を細かく設定できるので、提供サービスに応じた予約受付が可能です。
なお、予約の受け付け時間も限定できるため、受付制限をしたいケースに便利です。

  • 日本語対応(カスタマーサポートが充実)
  • カンバン方式のボード画面
  • ステータス管理(ユーザーの権限管理)
  • メールテンプレート作成機能と自動メール配信機能
  • AWSによる世界最高峰のセキュリティ管理
料金
フリープラン有
有料版のトライアル:無料での利用期間14日間
BEGINNER:3,880円(税抜)/月額

Airリザーブ(エアリザーブ)


こちらはリクルートが提供する予約システム作成ツールで、無料版がリリースされています。

WordPressで作成したサイトをはじめ、あらゆるWebサイト内に各々のカレンダーを埋め込み、それと連動した予約システムの運用が可能です。

  • 日本語対応
  • スタッフの管理とユーザーの権限管理が設定できる
  • 自動メール配信
  • SSLの採用
料金
フリープラン有
ベーシックプラン:5,500円(税込)/月額

まとめ

WordPressで自社サイトを運営している企業が多いことから、予約システムもWordPress上で構築するのが便利です。

WordPressにはシンプルで使いやすい予約システムプラグインが多数リリースされていますが、自社サービスに適した形で設定するのは手間暇がかかるものです。

そのため、WordPressで作成した自社サイトにも使いやすいクラウド型予約システム作成ツールがおすすめといえます。

予約システムの利用をお考えの方は、手厚いサポートの付いた予約システム作成ツールをチェックしてみてください。