クラウド型予約システム徹底比較

WordPressに予約システムはどうやって設置したらいい?

公開日:2022.03.07 更新日:2022.03.08
WordPressに予約システムはどうやって設置したらいい?

低コストで誰でも簡単に本格的なホームページが作れるWordPress。
現在、さまざまな業種でも利用されています。
WordPressを開設する時に欠かせないのが24時間好きな時に予約ができる予約システム。
今回は、WordPressで利用可能な予約システムについて詳しく解説します。
予約システムのメリット・デメリットに加え、プラグインと呼ばれるWordPress専用ツールの追加に向いている業種や設定の仕方なども詳しく解説。
併せておすすめのプラグインもご紹介します。

 

WordPressで使える予約システムとは

予約システムとはその名の通り、自身が運営するホームページ上で顧客からの予約を受け付けてくれるシステムのことです。
現在、Webサイトで利用可能なさまざまな予約システムが存在しています。
WordPressでもプラグインと呼ばれる専用ツールをインストールし、設定すれば誰でも簡単に予約管理が可能
また、顧客側も24時間好きな時にパソコンやスマホで気軽に予約ができるため、さまざまな業種で利用されています。
そんな予約システムのメリット・デメリットを詳しく解説します。

メリット

予約システムの代表的なメリットは3つです。

  • 予約の受付・管理まで効率よく運用できる
  • 予約時の顧客情報からデータの収集・分析ができる
  • 予約状況が一目で確認できる

 

予約の受付・管理まで効率よく行える

予約の受付・管理を自動で行えます。
予約システムを活用すれば、電話での予約の対応が難しい混雑する時間帯や深夜など24時間いつでも対応が可能です。
これにより、顧客の好きな時に予約ができるだけでなく、店側も売り上げの機会を損失することがありません
また、受付から可予約状況の管理までを自動で行うため、効率よく運用ができます。

 

予約時の顧客情報からデータの収集・分析ができる

予約システムを活用するメリットに顧客データの収集・分析が可能なことが挙げられます。
予約システムの専用フォームに予約時間・利用コース・利用人数など顧客情報を入力してもらうことで、どんな人が・どの時間帯に・どんなサービスを利用するのかといったデータを収取することができます
こうしたデータを収集・分析することで、新たなサービスやキャンペーンなどを打ち出せます。

 

予約状況が一目で確認できる

予約システムのメリットは店側・顧客側両方にあります。
たとえばシステムのカレンダー機能を活用すれば、予約状況が誰でも一目で確認が可能です。
カレンダー機能を活用することでダブルブッキングを防止し、混雑時を避けて予約ができるなど双方の利便性が向上します。

デメリット

WordPressで予約システムを利用する場合のデメリットは、以下の3つです。

  • 電話やSNSなどほかの予約システムとの連携ができない
  • 上限数を超える予約が受付けられない
  • 一部のプラグインは日本語に対応していない

 

電話やSNSなどほかの予約システムとの連携ができない

基本的に予約システムは他のシステムとの連携をしていません。
電話やSNSなどで予約を受け付けている場合、ダブルブッキングする可能性があります。
トラブルを避けるには予約状況を一元化すると安心です。
システムごとに担当者を分けずに情報を共有するなどの対策を取ると良いでしょう。

 

上限数を超える予約が受付けられない

予約システムの種類によっては受付可能な上限数が決まっています。
繁忙期など予約が殺到した場合、対応ができなくなることもあります。
上限設定の変更が可能なプラグインを利用する・別の予約方法を案内するなどの対応をしておくことでお待たせせずにスムーズな予約が可能です。

 

一部のプラグインは日本語に対応していない

WordPressの予約システムプラグインには種類があり、一部、日本語に対応していないプラグインもあります。
そうしたプラグインを利用する際はプラグインの公式サイトやプラグインの利用方法を解説したサイトなどを確認しながら、設定や管理を行うようしましょう。

 

予約システムでWordPressのプラグイン追加に向いている業種

予約システムにはさまざまなプラグインがあり、日単位・時間単位のほか、イベント予約に特化したものなど種類によって特徴が異なります。
また、業種ごとに向き・不向きがあるので注意が必要です。
ここでは業種ごとに相性の良いプラグインをご紹介します。

飲食店

飲食店で予約システムを追加する際は時間単位で予約ができるプラグインを選ぶと良いでしょう。
カレンダータイプのプラグインなら予約状況が一目で分かるため、来店者側も混雑時を避けて予約できるといったメリットも。
飲食店はランチやでディナーなど時間帯によって混雑する時間がある程度予想できるので、ピークタイムに合わせて適切な人員が配置できます。

美容室

美容室の場合、時間単位での予約が可能なプラグインとの相性が良い業種です。
予約時に希望のメニューが選べる・担当スタッフの指名が可能なタイプもあるほか、サロンに特化したプラグインもあります。

スクール

飲食店や美容室と同様に時間単位のプラグインと相性の良い業種です。
スクールの場合、1時間ごとではなく1コマごとに予約ができるタイプを選ぶと良いでしょう。
プラグインによっては教室の場所や担当講師が選択できるものもあるので、講師のスケジュール管理にも役立ちます。

レンタルスペース・レンタカー

レンタルスペースやレンタカーなどのレンタル業の場合、相性が良いが日付をまたいでの予約が可能なプラグインです。
予約時にオンライン決済が可能なタイプなら来店前に決済ができるので、顧客の利便性だけでなく、直前のキャンセルの防止にもつながります。

ホテル・旅館

レンタル業と同様に日単位で予約ができるタイプのプラグインと相性が良い業種です。
ホテル・旅館の場合、盆や正月、ゴールデンウィークなどのシーズンによって料金プランが設定できるタイプを選ぶと管理がしやすくなります。
また、事前の決済が可能なタイプとも相性が良い業種ともいえるでしょう。

 

WordPressプラグイン選定のポイント

プラグインはタイプによって利用料金や操作性などが異なります。
プラグインを選定する際は、業種の特性に加えて、予算や運用するスタッフの能力に合わせて使いやすいテーマを選定すると良いでしょう。

利用料金

基本的にプラグインにはフリー・ベーシック・プロといった複数のプランが用意されています。
フリーはその名の通り、無料で利用できるプランです。
一般的にフリープランでは月の予約上限数が100件程度、利用可能店舗は1店舗のみなど、利用可能な機能が制限されています。
月の予約件数が上限を超える場合やリマインダー機能・オンライン決済機能などオプションを利用する場合は、ベーシックやプロといった有料プランを選ぶと良いでしょう。
プラグインには無料で試せるトライアル期間なども用意されています。

操作性

プラグインのほとんどがインストール後、簡単な設定を行うだけと誰でも簡単に運用が可能です。
利用する際には、細かな設定やメンテンナンスは利用者で行う必要があります。
決済やメニュー設定など細かな設定を行うにはITの知識が必要になってくることも考えられます。
また、プラグインの中には日本語対応に対応していないものが存在します。
プラグインを選ぶ際には機能面だけでなく、使う側のスキルに応じてどのプラグインを選ぶかも重要になってきます。

利便性

プラグインは店舗側だけでなく、顧客も利用することを考えて利便性の良いものを選ぶようにしましょう。
一目で予約状況が分かる・予約に必要な情報を簡単に入力できるなど、ストレスにならないものがおすすめです。

予約タイプ

プラグインには日単位・時間単位・コマ単位など予約タイプが細かく分かれています
具体的には、宿泊が伴う宿泊業やレンタル業は日単位・飲食店や美容室、クリニックは時間単位・スクールはコマ単位と特性に合わせて予約タイプが違ってきます。
自社の特性に合わせて予約タイプを選ぶようにしましょう。

 

WordPressプラグイン設置方法

プラグインの設置はテーマによって異なりますが、ここでは基本的な設置方法をご紹介します。
プラグインの設置手順は「プラグインのインストール」「カレンダー設定」「ページ公開」の3つの手順に分かれています。
それぞれの設定方法を詳しく解説していきます。

プラグインをインストール

WordPressのダッシュボードの「プラグイン」から「新規追加」を選択。
プラグイン画面の「新規追加」をクリックし、インストールしたいテーマを検索し、インストールします。
インストール出来たら有効化しておきましょう。

カレンダー設定

有効化できたら、カレンダーを設定します。
カレンダー設定は左側のナビゲーションからCalendarを選択するとカレンダー設定画面が表示されるので、設定画面上で各設定を行います。
まずは、カレンダー設定画面でNew Calendarをクリック、上部に表示される歯車のアイコンを選択します。
アイコン下の「Name」にカレンダーの名前を入力、「Post ID」にはカレンダーのIDを入力します。(IDは0のままでもかまいません)

 

一般的な設定

次に一般的な設定を行います。
一般的な設定には「基本設定」「通貨設定」「時間設定」などがあります。
ここで注意が必要なのが「予約を締め切る時間の設定」です。
締め切り時間の設定は分単位で設定を行います。仮に1日前に締め切るのであれば1440分と設定しておきましょう。

 

入力フォームの設定

顧客が予約の際に必要事項を入力するフォームを作成します。
入力フォームはメニューの「forms」を選択、氏名・メールアドレスなどの連絡先など予約に必要な項目を設定します。

 

自動返信メールの設定

次に自動返信メールの設定を行います。
自動返信メールとは予約が完了した際に、店側と顧客に送信されるメールのことです。
予約承認や完了などシチュエーションに応じて適切なメッセージを設定しておけば、自動で配信してくれます。

 

決済方法の設定

決済方法の設定を行います。
クレジットや電子マネーなどオンライン決済を含む決済方法が設定できます。
無断キャンセル防止にはオンライン決済を設定しておくと便利です。

ページ公開

各設定が終わったら、ページにカレンダーを表示させます。
固定ページを作成し、本文にショートコードの「[dopdsp id=1lang=ja]」を貼り付けます。
1はカレンダーの数、jaは言語です。
英語表示の場合はenとなります。

 

おすすめのWordPressプラグイン3選

操作性も良く幅広い業種に対応できる代表的なプラグインを3つご紹介します。
海外で利用者の多いものから国内向けに特化したもの、顧客分析に活用しやすいものとそれぞれに特徴がありますので、自社の業種や利用目的に合わせて相性の良いものを選ぶと良いでしょう。

Pinpoint Booking System

Pinpoint Booking System顧客の利便性の高いプラグインです。
海外向けプラグインとして知られているPinpoint Booking Systemですが、設定を変更すれば日本語表記に切り替え可能です。
月単位・日単位・時間単位と予約タイプがカスタマイズできます。
予約データを長期に亘って蓄積できるので、顧客分析にも優れています
基本的な機能がすべてそろっているため、飲食店・サロン・スクールと幅広い業種できるのが大きな特徴といえるでしょう。

CP Appointment Calendar

CP Appointment Calendarは、シンプルな操作性が特徴のプラグインです。
「タイムテーブル予約」と呼ばれる店舗側があらかじめ指定した時間に沿って顧客が予約時間を指定するタイプです。
クラウド上のカレンダーを利用することで予約状況を可視化します。
ダブルブッキングなどのトラブル防止に役立ちます。
ほかのプラグインやアプリとの連携でき、WordPress以外の端末にデータの転送が可能なため、社内での情報共有がしやすくなります

Events MANAGER

Events MANAGERはその名の通り、イベントに特化したプラグインです。
プランは無料版・有料版・プロの3つから選べます。
予約システムの基本的な機能であるカレンダーに加えてブッキング機能やGoogleマップと連携できるマップ機能など充実した機能を備えています。
予約はもちろん、チケット販売やイベント会場の案内まで1つのプラグインで完結できるのが大きなメリットといえるでしょう。
予約管理から来場管理まで行えるため、顧客情報を分析しマーケティングに活用することもできます。
スクールや宿泊業、イベント業などの業種と相性の良いプラグインです。
機能が充実している分設定には多少時間が掛かりますが、自社の特性に合わせた自由なカスタマイズが可能です。