Square予約

Square 予約の特徴

Square予約はSquare株式会社が提供する予約管理システムです。米国カリフォルニア州サンフランシスコにある本社で開発され、2022年5月より日本でのサービスが開始されました。
日本だけでなく、米国、カナダ、スペインなど海外でも利用されているのが特徴で、2022年3月時点で3億件以上もの予約を受け付けている世界的に信頼のおけるシステムです。
予約受付はもちろん、顧客管理、決済機能、自動リマインダー機能などビジネスのあらゆる場面をサポートし、店舗運営の効率化が期待できます。
美容サロンや宿泊施設、飲食店などさまざまな業種で利用でき、事業規模問わず使い勝手のいい機能が豊富に揃っています。

シンプルで直感的に操作ができる

Square予約は全体的にシンプルな設計のため、誰でも簡単に予約サイトを開設できます。レイアウトやページ構成、カラーなどを希望に合わせて選択し、自社のイメージに適したサイトが作りやすいように工夫されています。
その他の機能に関しても難しい操作がなく、機械に不慣れなスタッフでもすぐに使いこなせるでしょう。

POSレジでコストをかけずにキャッシュレス化

Square予約のPOSレジシステムを利用すると、手軽にキャッシュレス決済を導入できお会計や支払管理がスムーズに行えます。高性能な決済端末で、電子マネーやQRコード決済、オンライン決済などさまざまな支払い方法に対応しています。
特にコストをかけずにキャッシュレス決済を導入したい方には、月額4,980円の小型決済端末機「Squareリーダー」の利用がおすすめです。Squareリーダーをお持ちのスマートフォンやタブレットとBluetooth接続するだけで、低コストでキャッシュレス決済を開始できます。
キャッシュレス化が加速している現代において、レジでのお支払いもスムーズになるので、お客様にも大変喜ばれるでしょう。

ドタキャン・無断キャンセルの対策ができる

自動予約のリマインダーを設定しておけば、メールやSMSで予約日間近のお客様に自動でお知らせしてくれます。お客様による予約日時のまちがいや直前キャンセルの防止に繋がります。
また、ドタキャンや無断キャンセルが発生した場合に備え、ポリシーやキャンセル手数料の設定ができるのも魅力です。特に、一度のドタキャンで大きな損害が発生してしまうサービスにおいては、非常に価値が高く心強い機能となります。

無料で始められる

Square予約には無料プランが用意されており、初期費用や解約手数料なども一切かからずに始められます。無料であっても予約サイトの作成や顧客管理、リマインダーやオンライン決済など、幅広い機能が利用可能です。
もちろん多少の制限はあるものの、まずは試しに使ってみたい方にとっては大変おすすめのプランです。使い心地を体験し、自社に最適なプランを見つけることができるでしょう。

ネットに不慣れな顧客の対応が必要

いつでもどこでも予約ができて便利な反面、インターネットでの予約に苦手意識の強いお客様もいらっしゃいます。特に年齢層の高い顧客をターゲットにしている店舗では、顧客離れとならないようネット予約や決済の操作方法などを細かく説明し、慎重に導入する必要があります。予約管理の効率化だけに捉われず、ある程度の期間は従来通りの予約方法と並行しながら徐々に移行していくのが望ましいです。

無断キャンセル防止は有料プランのみ

Square予約にはキャンセル対策として、キャンセルポリシーや手数料の設定が可能です。ただし、無断キャンセル防止機能を利用するには、有料プランへの登録が必須です。Square予約の無断キャンセル機能に大きく価値を感じている方は、あらかじめ月額費用が発生する点を念頭に置いておきましょう。

活用事例

事例1　美容院・ネイルサロン

Square予約は美容サロンにとって特に人気の高い予約システムです。サロン運営には予約から顧客カルテ、売上管理や集客など欠かせない業務が尽きませんが、それらを効率化できるツールとして最適です。
まず、美容サロンが営業していない早朝や深夜の時間帯にも、予約システムでいつでもどこでも24時間受付が可能となり、店舗とお客様双方にとって時間の有効活用が実現します。
Web上で自動受付できれば、電話対応で接客を中断する必要はなくなり、目の前のお客様に集中し丁寧な施術を提供できます。
また、顧客単価が高額になりがちな美容サロンにとって、POSレジシステムでキャッシュレス決済が簡単でスムーズに行えるようになる点は、お客様に大変喜ばれるポイントです。

事例2　パーソナルジム

近年健康意識の高まりによって、活気が出てきたフィットネス業界。特にパーソナルジムでは、お客様それぞれの目的や体格にあったトレーニングメニューの提供が求められます。
Square予約では、予約時にヒアリングした情報がそのまま顧客情報として保存され、パーソナルジムに通い始めた目的やお客様に必要なメニュー、進捗状況などを正確に記録に残しておけます。スタッフ同士でも情報共有しやすく、ジム全体のサービスの質が高まり、顧客満足度もアップします。また、月額制のジムでは「継続課金機能」の利用が便利です。事前に登録しておいたお客様のクレジットカードから徴収できるため、定期的な支払い業務の手間が省けます。

事例3　屋外イベント・移動販売

Squareは、イベント出店や移動販売などにも多く活用されています。特にイベントのグッズ販売では、限られた時間のなかでいかにスムーズな対応ができるかが鍵となります。そこで、シンプルな操作で使い勝手のいいSquareの決済機能を利用すれば、簡単にキャッシュレス決済ができるので、会計時間を短縮して混雑の回避が可能です。
また、クレジットカードを使うお客様は、現金払いよりも多めに買い物を楽しむ傾向があるので、顧客単価アップにも繋がります。
そのほか、Squareオンラインビジネス機能でネットショップを開設し、イベントチケットのオンライン販売やグッズの事前販売も手軽にはじめられます。このように、Squareはオンライン・オフラインともに事業の展開が可能です。