無料利用可能な予約システムを徹底比較!導入前にお試しは必須
煩雑な予約業務を効率化するためには、予約システムの導入が必須です。
しかし、実際に使ってみないと、自社のサービスに合うのか分かりません。
まずは予約システムを無料で利用し、複数のシステムを比較することで自社に最適なサービスを見極めると良いでしょう。
この記事では、無料で利用できる6つの予約システムを徹底比較してみました。
この記事を参考に予約システムを試し、自社サービスに合う予約システムを導入しましょう。
予約システムの無料プランとは
無料プランは、運営会社がシステムの使用感を気軽に試してもらえるように用意していることが大半です。
したがって、予約システムが持つ全ての機能を使えないケースが多く、管理できる情報や利用できるスタッフの人数などいくつかの部分で制限が設けられています。
しかし、中には条件付きとなりますが、制限なしで全ての機能を試せる無料版の予約システムも存在します。
無料プランを利用する際の注意事項
予約システムの無料プランは、その予約システムが自社サービスに最適であるか、試すために利用できます。
ただし、無料であるために有料プランと比較すると、使える機能に制限がかかっています。
利用できる期間が決まっているケースもあるので、事前に利用条件をしっかり把握する必要があるでしょう
無料版の予約システム5選を徹底比較
無料版の予約システムはそう多くはありませんが、ここでは無料利用が可能な5つの予約システムを比較してみましょう。
5つの無料版予約システムの比較一覧
先ずは、5つの無料版予約システムの比較を一覧表で紹介します。
予約システム名 | 利用期間 | 無料利用できる機能 |
---|---|---|
ResKa(レスカ) | 1か月 | ・予約管理カレンダ― ・予約受付 ・会員登録、編集、削除 ・複数店舗の管理 ・自動メール通知 ・重複予約防止 ・権限設定 ・ユーザーマイページ ※制限機能はなし |
Airリザーブ | 継続可能 | ・月間予約件数 無制限 ・予約管理 ・顧客管理 ・予約確認メール配信 ・安全な情報通信(SSL) ・スタッフの店舗権限登録 |
RESERVA Reservation | 継続可能 | ・月間予約件数 100件 ・顧客登録 ・予約管理 ・管理者登録 ・その他 |
yoyakul.jp | 継続可能 | ・予約管理 ・POSレジ連携 ・売上分析 ・メール配信 ・顧客カルテ ・ホームページ作成 ・機能制限なし ※顧客数30人または月間予約数30件まで |
レストランボード | 継続可能 | ・テーブル管理 ・予約台帳 ・顧客台帳 ※基本機能のみ |
ResKa(レスカ)
ResKa(レスカ)の無料プランは、1か月間と期間限定となりますが機能制限は一切なく、全ての機能を試すことが可能。
顧客管理に特化しているシンプルな機能で非常に使いやすく、抜群の操作性能を誇っています。
シンプルで効率的な操作が可能な点が魅力であり、新人スタッフでも直感的に間違えることなく運用できます。
また、予約と同時に顧客情報の記録管理も可能。
顧客の入力項目が自由に設定できるなど、店舗スタイルに合わせて簡単にカスタマイズできる点も魅力の一つです。
そのほか自動通知メールやユーザーページの開設など、全ての機能を1か月たっぷり試すことができます。
各プランの紹介
ResKa(レスカ)には無料のトライアルを含めて、4つのプランが用意されています。
利用できる機能は全てのプランで共通ですが、予約システムを利用できるスタッフ人数によって、プランと料金が異なっています。
プラン名 | トライアル | Plan A | Plan B | Plan C |
---|---|---|---|---|
月額料金 (税込) | 無料 | 27,500円 | 33,000円 | 44,000円~ |
スタッフアカウント上限 | 要問い合わせ | 3名 | 10名 | 11名~ |
Airリザーブ
Airリザーブはリクルートが提供する予約システムで、フリープランの継続利用が可能です。
無料のフリープランでも月間予約件数が無制限なので、シンプルに予約と顧客管理ができればいい店舗にはおすすめです。
自由受付タイプと事前設定タイプの2種類があり、アカウント作成後にどちらかのタイプを選びます。
教室系の予約システムなら事前設定タイプがおすすめ。
サービスを提供する店舗や企業なら、自由受付タイプがよいでしょう。
また、AirレジやAirペイなど、リクルートが運営するサービスとの連携ができるのも魅力です。
各プランの紹介
Airリザーブには、フリープランを含めて3つのプランが用意されています。
全てのプランで月間予約件数は無制限ですが、利用できる機能の数が異なっています。
プラン名 | フリー | ベーシック | プレミアム |
---|---|---|---|
月額料金(税込) | 無料 | 5,500円 | 要問い合わせ |
利用シーン | 先ずはお試し | 個人または中小企業向け | 大企業・行政向け |
RESERVA
RESERVAのフリープランは、初期導入費も月間の利用料も全て無料で継続利用が可能。
はじめて予約システムを導入する店舗では、無料で手軽に利用できるメリットがあります。
ただし、月間予約件数は100件までなので、小規模な店舗に限られるでしょう。
たとえば、開店して直ぐに月間予約が100件に満たないと予測されるなら、フリープランをお得で便利に利用できます。
各プランの紹介
RESERVAには、フリープランを含めて6つのプランが用意されています。
いずれのプランも初期導入費は無料ですが、それぞれで月間予約件数、登録顧客件数、利用できる機能の数が異なります。
プラン名 | フリー | ブルー | シルバー | ゴールド | エンタープライズ | スイート |
---|---|---|---|---|---|---|
年払い料金 (税込) | 無料 | 42,240円 (3,520円/月) |
66,000円 (5,500円/月) |
132,000円 (11,000円/月) |
264,000円 (22,000円/月) |
554,400円 (46,200円/月) |
月払い料金 (税込) | 無料 | 3,850円 | 6,600円 | 13,200円 | 25,300円 | 55,000円 |
yoyakul.jp
yoyakul.jpは、美容院やサロン向けの予約システムです。
予約管理・POSレジ連携・売上分析・メール配信・顧客カルテ・ホームページ作成など、様々な機能が搭載されているので、予約と顧客管理、支払い管理までもがオールインワンで可能です。
無料プランでも機能制限はなく、全ての機能を使うことは可能ですが、顧客数30人または月間の予約件数が30件までの条件付きです。
サービスを生業とするならば、この条件は確実にオーバーしなければ採算が取れません。
したがって、予約人数30名までのプレオープン期間を設けて、テスト利用するにはよいかも知れませんね。
条件の人数や件数がオーバーするなら優良プランに申し込むことで、そのまま利用継続が可能です。
各プランの紹介
yoyakul.jpは、無料プランと有料プランの2種類のみで、いずれも初期費用は無料。
異なるのは先にお伝えしている顧客数と月間の予約件数であり、有料プランは人数も件数も無制限となります。
プラン名 | 無料プラン | 有料プラン |
---|---|---|
月額料金(税込) | 無料 | 5,445円 |
顧客数 | 30人 | 無制限 |
月間予約件数 | 30件 | 無制限 |
レストランボード
レストランボードは、基本料金0円でスタートできる飲食店向きの予約システムです。
リクルートが運営しているので、Airレジ連携が可能。
無料プランでは、テーブル管理・予約台帳・顧客台帳の3つの基本機能が無料で利用できます。
メッセージ配信・ホームページ作成・ネット広告配信はオプションとして費用が発生しますので、注意しましょう。
基本機能の3つだけでも予約管理と顧客管理、さらには店内のテーブル管理まで可能なので、無料プランでも予約システムとして十分な活躍が期待できます。
各プランの紹介
レストランボードにはプランが存在せず、基本機能とオプション機能に分かれているのみです。
基本機能は無料で利用でき、予約システムとして十分な機能を有しています。
オプション機能は、集客アップやリピート顧客を獲得するための機能を搭載していますが、費用は要問い合わせとなっています。
各機能 | 基本機能 | オプション機能 |
---|---|---|
機能内容 | ・テーブル管理 ・予約台帳 ・顧客台帳 |
・メッセージ配信 ・ホームページ作成 ・ネット広告配信 |
月額料金(税込) | 無料 | 要問い合わせ |
気に入った予約システムが見つかったら有料版に移行がベスト
無料版の予約システムを試してみて、自社のサービスに最適なお気に入りの予約サービスが見つかったら、有料版への移行をおすすめします。
有料版の予約システムは豊富な機能を使える
無料版の予約システムでは利用できる機能や保管できる情報に制限がかけられています。
プランによって異なるケースもありますが、有料版では多くの機能を利用できるためさらなる作業の効率化可能です。
たとえば、複数店舗の管理が可能となったり、予約フォームのカスタマイズが可能になったりと自由度がアップします。
また、有料プランに移行すればクオリティの高い自社のホームページ作成も可能です。
作成した自社サイトに予約システムを搭載し、オリジナリティを高めることもできます。
顧客データを利用した分析も可能となる
有料版に移行すれば、顧客データの管理能力がアップすると共に、分析機能も利用可能となります。
これにより、より精密な顧客データの管理ができる他、分析機能を利用してさまざまな営業戦略の立案も可能。
割引イベントを開催して新規顧客の獲得や、ターゲットに応じたイベントの開催で顧客の囲い込みもできるでしょう。
有料版に移行するなら「ResKa(レスカ)」がおすすめ
記事内で紹介しているとおり、ResKa(レスカ)の無料版は機能制限なく、全ての機能が1か月使い放題です。
そのため、自社のサービスに必要な機能を全て試せるのが魅力。
有料版に移行しても、何の問題もなく利用できます。
つまり、1か月間無料トライアルすれば活用方法をしっかり勉強できるということです。
そして、有料版では複数のスタッフでの利用が可能。
直ぐに効率的な予約と顧客管理ができるうえ、複数店舗での同時利用ができて作業効率が一気に上がります。
まとめ
ここでは無料利用可能な5つの予約システムを比較しつつ、それぞれの特徴も解説してきました。
業種や業態によっては、無料版の予約システムのみで大丈夫なケースもあるでしょう。
それでも、有料版の方が利用できるメリットは多く、より効率的な予約管理と顧客管理が可能になります。
本格的に予約システムを導入したいという方は、無料プランを通じて予約システムに触れ、自社と相性のよいサービスが見つかり次第有料版を利用すると良いでしょう。
予約システムについてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ【2023年版】予約管理システム比較:アプリもソフトもおすすめ25選!【有料・無料】をご覧ください。
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