ホットペッパービューティーと連携できる予約システムはある?
どんな店舗、業種でも営業する限り、集客は必須となります。
しかしサロンや美容室などは、商業系の店舗とは異なり、順番にお客さまへサービスを提供する必要があります。
そのため、スケジュール管理が非常に重要です。
複数の予約サイトを個別で管理していると、「ダブルブッキング」のトラブルを引き起こしてしまいます。
これを防止するためには、予約システムを連携させ、複数の予約サイトからの予約を管理しなくてはいけません。
目次
ホットペッパービューティーなど外部予約システムの必要性
多くのサロンや美容室で、ホットペッパービューティーなどの、外部予約システムが利用されています。
ここでは、そのような外部予約システムの必要性について解説しましょう。
サロン・美容室の集客のアイテムとしては現代では必須
サロンや美容室の集客を狙う時、独自の公式サイトだけでは限界があります。
その理由には2つあり、1つは公式サイトの閲覧、訪問者数です。
サロンや美容室が独自で公式サイトを立ち上げたとしても、すぐに大勢の方が閲覧するには至りません。
SEOなどの専門的なテクニックを駆使した公式サイトを制作しても、それなりの数のユーザーに認知してもらうためには、数カ月はかかります。
つまり、公式サイトだけでの営業では、ある程度の期間でないと成果が得られないことになります。
しかしホットペッパービューティーなど、既に知名度の高いサイトに登録することで、より早くたくさんのユーザーに店舗を知らせることが可能となります。
ホットペッパービューティーなどのポータルサイトは、日々の地道な努力を続けるのと並行して、店舗の知名度を広げるために重要なサービスとなっているのです。
サロンや美容室の自社サイトへの動線も「ホットペッパービューティーから公式サイトへ」の動線の方が、確実なものとなっています。
時間帯別の予約システムが確立している
2つ目の理由は、予約システムです。
公式サイトに予約システムを組み込むとなると、費用は跳ね上がりサイト制作費がかなり高額となってしまいます。
現在、店舗の公式サイトは「名刺代わり」となっていて、公式サイトがないと店舗への信頼性が低くなってしまいます。
そのため、それなりのクオリティの公式サイトが求められるのが現実ですが、そこに予約システムを組み込むまでは必要ありません。
予約システムは、ホットペッパービューティーなどの専用サイトに頼っても問題ありません。
登録費用やサイト利用料は当然必要となりますが、独自の予約システムを管理することを考えると、とても大きなメリットがあります。
- スタッフの誰でも扱える
- 時間帯別の予約が可能
- スタッフ別の指名予約もできる
- 休日や休憩時間の設定も自由
- 構築費が不要
- メンテナンスが不要
- システムトラブルを気にする必要がない
このように、ホットペッパービューティーなどの、予約システムを搭載しているサイトを利用すれば、費用を抑えられてカンタンに予約管理を行うことが可能となるのです。
予約できる窓口が多いことでのメリット・デメリット
では、ホットペッパービューティーなどのポータルサイトへの登録は、1サイトだけでいいのでしょうか?
実は、サロンや美容室では複数の予約サイトに登録をしているのが現状です。
美容系の店舗が利用する予約サイトは多く存在しますが、中でもホットペッパービューティーやminimo(ミニモ)などは有名で、この2つのサイトに同時登録している店舗は多くあります。
ここでは、複数の予約サイトに登録するメリットやデメリットについて解説しましょう。
予約窓口が多い2つのメリット
複数の予約サイトに登録することは、「予約窓口を増やす!」ことにつながります。
空港や新幹線の予約カウンターが複数あり、混雑を緩和させてより多くのお客さまの予約を受け付けて、スムーズでより良いサービスを提供する、といったイメージです。
もちろん、窓口を増やすことによってメリットも生まれます。
これから、そのメリットを2つ解説しましょう。
メリット1:集客の幅が広がる
先ほど、空港や新幹線の予約カウンターを例にしてイメージしましたが、予約サイトを複数利用すると、インターネットでの窓口が多くなるのが現実です。
例えば、ホットペッパービューティーで予約しようとするユーザーがいた場合、自分の店舗に辿り着く前に、他の店舗に予約を取られてしまうケースも当然あります。
しかし、他にもminimo(ミニモ)やOZmall(オズモール)などの複数の予約サイトに窓口があれば、集約の幅は確実に広がってきます。
つまり、複数の予約サイトに登録していれば、ホットペッパービューティーでは予約されなくても、OZmall(オズモール)で予約が入ることを期待できます。
これは店舗にとって大きなメリットでしょう。
メリット2:店舗の知名度が上がる
予約窓口が複数あるということは、ホットペッパービューティーやminimo(ミニモ)、OZmall(オズモール)などの予約サイトで、店舗が紹介されることとなります。
複数の予約サイトにて紹介されることで、より多くのユーザーが店舗の名前や写真を目にしますので、店舗の知名度は確実に上がります。
冒頭にお伝えしたように、自社の公式サイトだけでは店舗を広くPRするという点において、なかなか難しいのが現実です。
人気の予約サイトに登録することで広く店舗を紹介できるのは、大きなメリットと言えるのです。
予約窓口が多い3つのデメリット
ここまで、複数の予約サイトに登録する2つのメリットを解説しました。
しかし複数の予約サイトに登録すると、メリットだけでなくデメリットも生まれてきます。
ここでは、複数の予約サイトに登録する際のデメリットについて解説します。
デメリット1:予約管理が煩雑になる
サロンや美容室では、分単位で予約を管理する必要があります。
複数の予約サイトに登録すれば、集客は見込めますがその分、予約管理が煩雑になるデメリットが生まれます。
例えば、店舗には3席あるので、同時に施術できるのは3人までとなります。
ホットペッパービューティーで13時に2名予約が入れば、即座に他の予約サイトの予約表に13時からの予約は残り1名であることを表示しなければなりません。
このように、予約が入る度に施術の内容にて、かかる時間を計算して、すべての予約サイトに、施術可能な時間帯を表示させる作業が必要となってきます。
デメリット2:ダブルブッキングのトラブルが発生する
先に解説したデメリットの、延長線上でのトラブルが予想されるデメリットがあります。
インターネットでの予約は秒単位で稼働していますから、施術可能な時間を表示させる作業を行っている内に、同時刻に予約が確定してしまうケースも起こりえます。
そうなると、ダブルブッキングとなってしまい、予約時間に来店したお客さまを待たせることになり、クレームを受ける可能性が高くなります。
作業中に重なって予約が確定しても、店舗側としては予約を断るのは難しいところですから、ダブルブッキングとなっていても、予約を受けざるを得ない状況になってしまうでしょう。
ダブルブッキングのトラブルは、店舗にとって大きなデメリットになってしまいます。
デメリット3:店舗の口コミが悪くなる
3つめのデメリットも、ダブルブッキングの延長線上となります。
予約サイトには「口コミ機能」が搭載されていて、初めてその店舗を利用しようと考えている方は、店舗の口コミを見て来店を決めるケースがほとんどです。
そのため、店舗側としては悪い口コミはできるだけ避けたいのが本音です。
13時に予約したのにダブルブッキングで施術が14時となり「予約したのに1時間以上も待たされて、最悪!」などの悪い口コミを書き込まれると、集客に大きなダメージを与えることになります。
また、待たせたことに対して、お詫びして料金を割り引くなり、サービス品を提供するなど、悪い口コミを防ぐ経費が発生していまいますし、スタッフのストレスにもつながるでしょう。
つまり、複数の予約サイトへ登録する際のデメリットの発生点は、「複数の予約管理を行う必要がある」との、1点につきると言って良いでしょう。
解決するには予約システムの連携が不可欠!
さて、複数の予約サイトへ登録した際のデメリット解決のためには、「複数の予約管理を行う必要がある」との、1点のみになります。
このデメリット(トラブル)から、「ダブルブッキング」が発生し、それが悪い口コミへと、トラブルが連動して発生してきます。
ならば、複数の予約が連動して管理できれば、このようなデメリットはすべ解決するでしょう。
ホットペッパービューティーの予約システムと、予約連携を行えばダブルブッキングすることなく、スムーズなお客さまの受け入れが可能となります。
ゆえに、デメリットの解決には、「予約システムの連携が不可欠」になるのです。
ホットペッパービューティーと連携可能な予約システム3選
それではここで、ホットペッパービューティーと予約連携可の予約システムを3つご紹介しましょう。
システムの特徴や利用料金など、気になる点を掲載していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
サロン・治療院専門予約システム「ワンモアハンド」
ワンモアハンドは、サロン・ネイル・整骨院・鍼灸院専用の予約システムとして誕生しています。
そのため、これらのサロンを経営している方には、使いやすい便利機能が充実した予約システムとなっています。
もちろん、ホットペッパービューティーからの予約も自動で取り込む予約連携機能を搭載しているので、予約管理も安心です。
ワンモアハンドの特徴
「かゆいところに手が届く!」と言われている、ワンモアハンドの6つの特徴をご紹介しましょう。
ポイント1:各サロン専門に設計された予約システム
ワンモアハンドは、「サロン・ネイル・整骨院・鍼灸院」の、各サロン専用に設計されているので、充実した機能が搭載されています。
- 予約などの顧客管理
- キャンセル待ち機能
- コースの予約受付数制限
- 事前確認メール
- 追いかけ機能付きの自動配信メール
ポイント2:スマホ・タブレット・PCで利用可能
ワンモアハンドのサイトは、レスポンシブ化に対応しているので、お客さまは「スマホ・タブレット・PC」どの端末からでも、画面に合わせて最適化された状況で予約が可能となっています。
ポイント3:「ネット・電話・店頭」どの予約もまとめて管理
ネットからの予約はもちろん、電話や店頭での予約も、カンタンな操作でスムーズな登録が可能。
また、お客さまがどのような予約方法で来店したのかを保存できるので、カレンダー上で確認できます。
- ホットペッパービューティーの予約システムと自動で連携
- 口コミサイト「らくりら」からの予約機能も搭載
- マピオン電話帳との連携
- LINE公式アカウントとも連携が可能
ポイント4:売上集計&分析機能
店舗やスタッフごとの売上の集計機能を搭載し、来店数をグラフで表示できるので、直感的に集客状況を把握できます。
ポイント5:英語対応機能
ワンモアハンドの予約ページは、日本語だけでなく英語表示にも対応しているので、外国人のお客さまの予約も期待できます。
ポイント6:使いやすいデザインと、カンタンな操作性
ワンモアハンドは、システムが苦手な方でもカンタンに操作できるように、紙台帳の使い勝手をそのままシステムに取り入れています。
ワンモアハンドの利用料金
ライトプラン | 月額基本利用料金 5,478円(税込) |
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1ヶ月無料体験プランが用意されているので、まずは無料でお試ししてみましょう。
ペパミ
ペパミは、LINEからの予約を自動でサロンボードに反映させてくれる予約システムです。
もちろん、ペパミでもホットペッパービューティーと完璧な予約連携が可能となっています。
ペパミの特徴
ぺパミの特徴は以下の通りです。
- 予約システムはペパミだけでOK
- お客さまはLINEからの予約でOK
- ホットペッパービューティーとの完璧な連携
- 専用の予約サイトへのログインなどが一切不要
その他、ショップカードやクーポンに対応しており、ホットペッパービューティとの連携はリアルタイムで行います。
ペパミの利用料金
導入手数料 | 無料 |
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月額費用 | 4,680円(税込) |
ペパミには、1ヵ月無料体験が用意されていて、実質1ヶ月分の利用料金が無料となります。
KANZASHI(かんざし)
KANZASHI(かんざし)は、さまざまな予約サイトから入ってくる情報を、一元管理できるシステムです。
ホットペッパービューティーや楽天ビューティー、minimo、EPARKビューティーなど、多数の有名予約サイトと予約連携が可能なシステムとなっています。
また、「かんざし」独自の予約システムとなる「かんざし 結(ゆい)」は、無料で利用することができます。
KANZASHI(かんざし)の特徴
ポイント1:ダブルブッキングのトラブルがない
「かんざし」は、ホットペッパービューティーなど複数の予約サイトの情報を、一元管理できるのでダブルブッキングの心配が不要となります。
煩わしい予約の管理から解放されて、施術に集中できるのでスタッフの負担も軽減できます。
ポイント2:一元管理できるスケジュール機能
店舗の営業日や休日、スタッフのシフトまでも一元で登録できるので管理がラクになります。
さらに、登録情報は各予約サイトに自動で反映されるので、面倒な手間がいりません。
ポイント3:独自予約システム「かんざし 結(ゆい)」が無料で使える
「かんざし」を導入していれば、独自予約機能となる「WEB予約システム かんざし 結(ゆい)」が無料で利用可能です。予約窓口が一層広がるので、集客に期待できます。
KANZASHI(かんざし)の利用料金
月額費用h | 5,500円(税込) |
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